自転車後輪ブレーキの異音(キーキー)の解消


自転車の後輪ブレーキを掛けると「キーキー」と音がすることがありますよね。結構大きい音なので、前輪ブレーキしか使っていないことはないですか?その音を解消する方法を試してみました。自転車のブレーキには「ローラーブレーキ」「サーボブレーキ」「バンドブレーキ」があります。「ローラーブレーキ」と「サーボブレーキ」がキーキー鳴っていたら自転車店に見てもらってください。ここでは一般的な(安い)「バンドブレーキ」について説明しています。

今回は、ファンなんかに使う、ベルトワックスを使ってみました。

一応「ベルトのスリップを防ぐのに効果がある」と記載されています。でもブレーキにスプレー塗布するのは怖いです。

このベルトワックスを写真のバンドブレーキが当たる部分にスプレーしながら車輪を回しつつブレーキをかけて、全体に浸透させます。

吹き付け後はこのようになりました。ちょっと付けすぎたかな・・・・

 

吹き付けてすぐに試乗したところ、キーキー音は解消されました。しばらくはブレーキが効きずらかったのですが徐々に効くようになりました。写真のように降りてから後輪のブレーキをかけて車体を前に押してみると、ブレーキが効いていないようで、車輪が回ってしまいますが、これも時間が経てば効くようになりました(押すとタイヤがロックする)。

ブレーキシューとドラムの間に入ったベルトワックスがベトベトになってました(左写真部分)。ブレーキをかけると張り付くような違和感があります。

結果的には、異音も解消し、通常のスピードで走っている時にブレーキをかけることは問題ありませんが、止まる直前にタイヤがロックするような感じになります。かなり滑り止め効果が強いようです。でも手軽ですぐに効果のでる方法だと思います。(ベルトワックスをこのためだけに購入するのも考えものですが・・・)

10日間ほど乗ってみたのですが(毎日30分程度)、ブレーキを軽くかけても「キーキー音」はしないのですが、強くかけると音が出るようになりました。またスピードが遅くなった時(止まろうとする時)のロック状態は徐々に無くなってくるような感じです。今回の対策は即効性があるので一時的な対応としては良いと思います。やはり、根本的な解決は部品交換(自転車屋さんに頼んで)がいいですね。


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