傘の親骨と受骨の修理


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今回の傘トラブルは受骨が使えなくなった時の修理する方法です。

ホームセンターでなにか修理用具はないか探すと・・・ありました!結構傘の修理セットで313円です。部品ごとでも売っていました(100円弱)

 

傘修理セット(上の写真)の裏側に修理説明が記載されていました。傘の部品名称なども書かれていたので、勉強になります。(これだけでも十分か!?)

 

細かい作業が多いので、ペンチ・ラジオペンチ・ニッパを準備しました。

修理部分は親骨と受骨が外れていますので、この部分を修理します。

受骨部分を良く見ると、親骨との接続部分(ハトメ)が欠けているので、この受骨は使えない状態でした。

そこで、今回は他の使わなくなった傘から受骨を取り外して、この傘に付けたいと思います。

 

まずは作業しやすいように、ビニルを外します。

 

いよいよ親骨をバラしていきます。

下ロクロ(白いプラスチック)部分が針金で全部の親骨で繋がっているのでこれを外します。

 

ニッパで針金を切った状態です。これで受骨が外れます。

 

次に親骨ですが、かなり劣化していたので、この部分も補強することにしました。

 

親骨と受骨を接続する部分をニッパで切り取ります。

 

その部分に傘修理セットに入っている角芯を取り付けます。ラジオペンチ使うと固定しやすいです。

 

他の傘から外した受骨と先ほど補強した親骨を重ねて、穴に針金を通します。

 

通した針金をペンチで巻き上げていきます。これで固定されます。

 

巻き上げた部分が長い場合はペンチで切って、倒しておきます。(ビニルに当たると破れてしまいますので・・・)

 

受骨を中骨に固定するために、全ての受骨を針金に通します。

 

下ロクロ(白いプラスチック)の溝に受骨を差し込んでいきます。この時、写真のように軽く針金を巻いていると作業しやすいです。また中骨に付いているたたんだ時の引っ掛ける部分と下ロクロの溝が合うように方向を合わせておくようにしましょう。

 

差し込みが終わったら、針金を巻き上げていきます。これでしっかりと固定します。

 

ここでも、巻き上げた部分が長い場合はペンチで切って折り曲げておきます。

 

ビニルを受骨に取り付ければ完成です。デジカメで撮影しながらでも30分程度で終わりました。


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